COLUMN コラム
2019.07.17ハーブ農場

オーガニックハーブ農場1day体験報告

梅雨真っ只中の7月11日、バイオラブお取扱い店様を対象にした、弊社のオーガニックハーブ農場体験企画が開催され、各地から27名の販売関係者がお集りくださいました。
農場はハーブの花々が最も咲くシーズンを迎え、中でも、エキナセアやアルテアが見事な花を咲かせていました。(写真参照:あいにくの曇天でしたが、晴天なら、この背景に雄大な富士山がそびえる絶景を見ることができます。)観光農園かと思いきや、本気の「畑」に皆様少々驚きの表情を浮かべつつも、小雨の降るなか、農作業をお手伝いくださいました。今回はそんな体験企画をご報告いたします!

■ 超高速!? レモンバームの刈り取り

最初のお手伝い作業はレモンバームの刈り取り。しっかりと畑に根付いている株からハリのある大きなレモンバームの枝葉が伸びています。これもまた、園芸店などで見るかわいいレモンバームとは大違い!野性的な生命力を感じます!レモンバームは鎌で根本からざくざく刈り取ってしまってOKということで、皆さん手際よく作業が進んでいきます。みるみるうちにコンテナいっぱいになったレモンバームから、爽やかな香りが周囲を包み、作業しながらも爽快な気分になってきます。参加者の皆様も香りを楽しみながら、まだまだ余裕のご様子♪
ちなみに、このレモンバームは鎮静や紫外線ダメージ抑制など美容効果も満載です。
途中、クラリセージやその他のハーブ紹介を挟みつつも予想以上に作業が進みました。そんな農場スタッフもびっくりの超高速刈り取りのあとは、レモンバームと一緒に全員で記念撮影タイム。収穫の手ごたえに笑顔もこぼれる作業となりました!

■ 花の収穫:ローマンカモミール

続いての作業は、ローマンカモミールの花の摘み取りです。カモミールは「花」の部分からエキスを抽出するので、茎が入らないように摘み取ります。
農場では花の摘み取り作業はいくつかあるのですが、実はこのカモミールの花摘みが最も“地味”な作業と言っても過言ではありません!(写真参照)畝の横にしゃがみこみ、小さなカモミールの「花」部分だけを手で積んでいく作業に、参加者の皆さまも徐々に口数が少なめに・・・。とはいえ、お近くの方同士で写真を撮りあったり、農場スタッフから詳しい(ディープな?)ハーブの話しを聞いたりしながら着実に進んでいきます。
しかし、もう少しで、カモミールの畝も完了かというところでしたが、雨足も強まってきたため、ここで作業は終了となりました。
摘み取った花は、少し雨に濡れてしまっているので、しっかり広げて乾かします。このあと、会社の施設に持ち込みさらに乾燥させてエキス抽出などを行ないます。
小雨の中での作業にも関わらず、皆様に頑張っていただきました。本当にありがとうございました!
次回(来年)もお待ちしております!

■ オーガニックハーブへのこだわり

オーガニックハーブ農場のある山梨県北杜市明野町は日本一日照時間が長い街です。標高が高く、山間地の斜面に位置する土地のため、遮るものがなく日当たりも最高です。そのため紫外線が強く、昼夜の寒暖差、季節の温度差があるため、植物にとっては厳しい環境となります。この環境こそが、生命力のあるハーブを育み、有効成分へとつながっていきます。
つまり、名称は同じでも、園芸店や観光農園にあるかわいいハーブとは、そもそもの“チカラ”が違うのです。
ご参加の方から、「自分が摘んだハーブがこれから製品に使われていくなんて、何か待ち遠しい♪」という嬉しいお声もいただき、スタッフも身が引き締まる思いです。これからもわたしたちは、手作りにこだわり(皆さまのお力もお借りしながら)、健やかな美しさを引き出すハーブ育成と、豊かな日常をサポートするご満足いただける製品つくりを目指してまいります!

>> バイオラブお取扱いサロンはこちら


関連記事