紫外線に負けないハーブ、オウゴンの”チカラ”
学名:Scutellaria baicalensis(スクテラリア バイカレンシス) 和名:黄金花(コガネバナ)
効能:抗アレルギー作用、抗炎症、保湿、収れん など
秋の深まりとともに、朝晩の冷え込みを感じるこの季節、休日などに爽やかな秋晴れを楽しんでいると、“うっかり日焼け”をしてしまったというお声をしばしば耳にします。空気も澄んでくるため、予想外に紫外線が強く、太陽の角度も低いので顔全面に紫外線を浴びているのです。
そこで今回は、一年中油断のならない紫外線からお肌を守るハーブ「オウゴン」をご紹介します。
◆黄金花(コガネバナ)なのに、花は「紫」!
生薬でおなじみのオウゴンは、漢字では「黄芩」と書きます。これは、根が鮮やかな黄色であることに由来していると言われています。「黄」の文字から黄色い花をイメージしがちですが、実は花の色は美しい青紫色。
中国原産のシソ科の多年草で、オウゴンの根を乾燥させた生薬は、昔から重宝されてきました。日本では、江戸幕府直轄の「小石川御薬園」で栽培されていたという記録があるそうです。オウゴン根は、漢方では抗菌・解毒作用が知られ、細菌が出す毒素による腸粘膜の炎症を抑えたり、熱を取り除くなどの目的で使用されています。
そして、スキンケアでも、抗炎症や保湿、収れん、メラニン産生の抑制など幅広く応用されているハーブです。
◆ ネイチャーズウェイが発見! オウゴンの新しいチカラ
バイオラブのグループ会社「ネイチャーズウェイ」では、自社オーガニック農場で、オウゴンを栽培しています。そして、同志社大学大学院生命医科学研究科との共同研究の結果、遂に、自社農場オウゴン根のエキスに新たなチカラを見つけました!
それは、紫外線(UV-B)ダメージから肌細胞を防御する効果です!そもそも肌老化の原因の70%~80%は紫外線とも言われ、紫外線による活性酸素で肌細胞がダメージを受けると、乾燥、シワ、たるみ、シミなどの肌老化につながります。肌質や体質、生活環境などで、今ある肌悩みはそれぞれ違っても、「紫外線で細胞ダメージをうける」とう事実は誰にも共通です。オウゴン根のエキスは、細胞そのものをダメージから保護し抵抗力を高めてくれるので、どんな肌の方にも絶対必要なハーブと言えますね♪
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◆ 生育環境で植物にも違いが?! “パワーハーブ ”をスキンケアへ
自社オーガニック農場のある場所は、日本で最も日照時間が長いと言われる山梨県北杜市です。
標高も高く日照時間が長いという環境は、紫外線量が多いということに直結するため、紫外線への抵抗力がないと、強い日差しに自らが負けてしまいます。だからこそ、この農場で育つハーブは、紫外線への抵抗力を持ち、植物本来のエネルギーを蓄えた“パワーハーブ ”とも言えます。(昔ながらの露地栽培野菜のほうが、味が濃く栄養価も豊富であるのと同じですね。)
バイオラブでは、農薬不使用という意味での「オーガニックハーブ」には留まらない可能性とチカラを秘めたハーブを用いたスキンケア製品としてご提供をしていきます!ご期待ください!
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