オーガニックハーブが香る秋の農場体験
秋雨前線の影響で不安定な天気が続くなか、奇跡的な晴天に恵まれた9月19日、バイオラブではオーガニックハーブを栽培する自社農場に行ってまいりました!
今回の農場体験は、お取扱い店有志の方にもご参加いただいた初めての企画です。
農場長からの農園紹介やハーブ講座のあと、実際にエキナセアの花を摘んだり、セージの葉を収穫していただいたりと本格的な作業を体験いただきました。
■こだわりの発信地 オーガニック農場
山梨県北杜市明野町にあるハーブ農場は、2013年に有機JAS認証を受けました。
そもそも有機JASとは、農林水産省が定める基準をクリアした農産物などが取得できる有機証明で、国内唯一の認証規格です。(このマークがないと「オーガニック」「有機」といった表示をすることはできません。)
私たちは、植物の本来のチカラを活かした本物の自然化粧品を追求した結果、原料作りに携わることを考えました。この農場は、畑・作物(ハーブ)の両方が認証を受けており、農場で収穫されるオーガニックハーブの原料実現化に日々取り組んでいるこだわりの発信地でもあるのです。
■ 生命力にあふれたハーブ
明野町は実は日本一日照時間が長い町です。太陽の光を存分にあびたハーブは、生命力にあふれています。
まず、ランチタイムの食後には、農場産のジャーマンカモミールティーで寛ぎのひととき。
「売ってるものより美味しい!」「まろやか」「もっと飲みたい!」と大変ご好評をいただきました。
そして、いよいよ農場へ。観光農園かと思いきや、そのまま「畑」の様子に驚きを隠せない皆さんも、いざ作業となると楽しみながらセージの葉の収穫をしてくださいました!
収穫中のセージの畑の周辺は、いきいきとしたセージの香りが広がり、澄んだ空気と相まって、「いい香り!」「香りが濃いね」「癒される~♪」というお声が飛び交います。また、エキナセアの収穫では、「園芸店で見るよりすごく花が大きい!」「茎も太くてしっかりしてる」などと、ご参加の方も驚いているご様子でした。
■ 植物療法(フィトテラピー)の原点へ
収穫したハーブは、その日のうちに自社研究所に運び、研究や化粧品原料へのエキス抽出の作業へ進みます。
これは、ハーブの生命力が損なわれないうちに、そのチカラをいただくための大事な工程なのです。
露地栽培の旬の採れたて野菜は、最も栄養満点で味が濃く美味しいのと同様に、農薬を使わないハーブから採れたてのうちにそのチカラを取り出すことは、古くから続く植物療法の原点とも言えます。
だからこそ、植物本来のチカラが肌本来の健やかな美しさを育んでくれると信じて、私たちはこれからも植物と向き合い、手間を惜しまず本物のフィトコスメを目指していきます。
ご参加くださったみなさま、本当にありがとうございました! そして、お疲れ様でした!
>> 農場産ハーブを使用したアイテム
クレンジングミルクシリーズ
セラム メルヴェイユ(保湿美容液)
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