COLUMN コラム
2019.02.08バイオラブライフ

名作「嵐が丘」にも登場!美白のハーブ「ヒース」

学名:Erica vlugaris   科名:ツツジ科エリカ属
効能:美白、抗菌作用、利尿など

2月4日の立春は、暦の上では春のはじまり。三寒四温といわれるように、数日周期で寒暖差のある日が繰り返されながらも、冬至のころに比べ、日射しの変化を感じ始めるのがこの季節の特長です。
それもそのはず、昼の時間が長くなり、太陽の光も少しづつチカラ強さを増すことで、紫外線量がぐんぐん増えていっているのです。紫外線の弱い冬のあいだに、乾燥や“ゆらぎ”で抵抗力が下がりがちの肌は、知らず知らずのうちに紫外線ダメージを受け、シミへのリスクを蓄積することにもなりかねません。
そこで今回は、インナーケアとして美肌対策への期待ができるハーブ「ヒース」をご紹介いたします。

◆ 荒野のシンボル。たくましいハーブ「ヒース」

ヨーロッパ原産のヒースは、植物が育ちにくい荒涼とした場所にも育つたくましいハーブです。エリカ属には700種以上あり、16種程度がヨーロッパに、そのほかのほとんどが南アフリカに自生しています。
耐寒性も高く、自生する土地にちなんで「荒野」「荒地」を意味する英語で「ヒース」と名付けられたことからも、そのたくましさが想像できますね。しかも、伐採や野焼きなどにも強いため、寒冷地のグランウンドカバーにも使われています。こうしたことから、荒地や荒野を象徴する植物として認知され、小説「嵐が丘」にも登場しているのです。
ちなみに、ノルウェーでは、ヒースは国の花とされています。ラジオ番組で選ばれたという経緯があるようですが、北極圏の厳しい環境に育ち、小さく可憐な釣り鐘型の花をびっしりとつけるヒースは、ノルウェーの人にとって、それだけ古くからなじみのある象徴的な植物ということなのですね。

◆ 美白のハーブ、ヒースのチカラ

このように厳しい環境に育つヒースには、アルブチンという成分が含まれます。アルブチンはメラニン色素の合成に関わるチロシナーゼ酵素の活性を抑える作用があり、シミ・そばかすなどのお肌への効果が期待できます。
アルブチンは美白化粧品の成分として使用されているため、すでにご存じの方もいらっしゃると思います。
また、フラボノイドやタンニンなどの成分も含み、利尿作用、抗菌作用などが期待されることから、泌尿器系トラブルのケアにも効果的です。

◆ 美白ブレンドで、毎日のインナービューティーに!

美白作用のアルブチンを含むヒースですが、、味や香りはほとんどしないのが特長です。そのため、ハーブティーとして、他のハーブとブレンドしやすいというメリットがあります。
美白効果を期待するなら、ローズヒップ、ハイビスカスのゴールデンコンピとのブレンドがおすすめです。ビタミンCが豊富やローズヒップとなら、相乗効果もバッチリですね。
またハーブ以外でも、日常的に飲んでいる紅茶やお茶などにブレンドしても大丈夫です。
バイオラブでは、美容液「ジェルブランシサン」のフェアで、ヒースをブレンドした美肌のハーブティーをプレゼントする予定です。
サロン限定企画ですので、詳しくはお近くのバイオラブ取り扱いにお問い合わせください。
お楽しみに!

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