COLUMN コラム
2020.04.16バイオラブライフ

守るチカラをサポートする植物療法:ハーブティー

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、テレビの健康番組や、書店でも「免疫力」に関するものが多くみられるようになりました。免疫力は、心身が健やかであるための「恒常性」バランスの一つとしてとても重要なもの。このバランスを整え強化するには、日々の規則正しい生活習慣、食習慣の積み重ねがポイントなのは言うまでもありません。実は、バイオラブスキンケアの礎になってる「植物療法」は、古くからこの分野に活用されてきた歴史があります。今回は、植物療法のなかでも、誰もがカンタンに取り入れられるハーブティーをご紹介します。

◆ カンタン植物療法!ハーブティー

植物療法というと、学術的な研究をイメージするかもしれませんが、もともとは、民間療法的なところから始まったものです。民間療法的なものなので、常に臨床実験されてきたようなものです。そして、数千年にわたり実用されてきた中から根拠のあるものが現代に残っています。最も原始的なものだと、薬草をすり潰して傷口に塗ったり、煎じて飲んだりというところから始まっているもので、この、「煎じて飲む」の応用が「ハーブティー」と思えば、とっても簡単ですよね?
この世界中の先人の知恵の結集とも言えるハーブティーのよいところは、美味しく、色などの見た目も楽しく、香りも楽しめ、香りのリラックス効果もあり、身体へも有効であることです。しかも、植物が生きるための成分を複合的に含んでいるので、身体にも相乗的な働きかけをしてくれます!
今回は多くのハーブティーの中から、免疫や、呼吸器系への作用をもつハーブティーを厳選してご紹介します。

◆ 免疫・呼吸器系をサポートするハーブティー

では、恒常性バランスのひとつである「免疫系」や、そして、実際にウイルスなどが入り込み影響を受ける「呼吸器系」に作用するハーブティーをご紹介いたします。
エキナセア免疫力強化の作用があり、ウイルスの侵入を防ぐ効果で知られ感染症の予防に有効と言われます。北米先住民の時代より、伝染病や毒蛇にかまれたときに用いられた歴史があります。
タイム最も抗菌力の強いハーブとして知られます。鎮咳・去痰作用があることから、気管支炎や上気道カタル、喘息など呼吸器系疾患に用いられます。一例としてドイツでは小児科の呼吸器系疾患にタイムのハーブティーが処方されているそうです。
エルダーフラワー:粘液を浄化して呼吸器の気道をきれいにしてくれます。また、のどや口腔の感染症予防にうがいをするのもおすすめです。欧米ではかつてインフルエンザの特効薬とも呼ばれました。

※ハーブの一般的に言われるはたらきを記載したもので、効果を保証するものではありません。

営業自粛などの関係で、専門店は休業していますが、この3つならスーパーなど身近なところで購入できるものばかりです。
ちなみに、お茶を飲むことは、口腔内やのどに付着した菌やウィルスを胃に流し、胃酸で退治することにもつながるそうです。免疫力も残念ながら年齢とともに低下していきます。これらのすべてをハーブティーで防げるものではありませんが、ご家族のみなさんが、今もこれからも健康でいられるように、楽しみながら続けられるハーブティーをご家庭の常備茶としてぜひ取り入れてみてください。
バイオラブお取扱いサロンでは、インナービューティーも含めたホリスティックビューティーの観点から、お客様へ健康と美容をサポートしてます。

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