COLUMN コラム
2023.02.01バイオラブライフ

美肌のカギを握る、概日リズム(サーカディアンリズム)

私たちの体は、約24時間のリズムで睡眠覚醒、体温変動などの生理機能や行動を調整する体内時計が備わっています。
これを概日リズム(Circadian Rhythm)といいます。(Circadian(概日)とは、おおむね(circa)一日(dies)いう意)

最もよく知られる概日リズムの一つは睡眠と覚醒の周期です。

人間は本来、太陽が昇るタイミングに合わせて目覚め、夜暗くなるとともに体が眠りの準備を始めます。
日中にはたらく交感神経(活動のための神経)と夜にはたらく副交感神経(休息のための神経)と同様に、意識しなくても自然と決まったリズムを刻んでくれます。

海外渡航時や帰国後に、倦怠感や不眠などを経験した事はありませんか?
所謂、時差ぼけと云われる症状です。これは概日リズムの乱れが影響していると考えられます。

概日リズムは、私たちの身体的な面、精神的な面において重要な役割を持ちます。

■皮膚にも備わる、概日リズム

最近では細胞レベルにもリズムがあることが分かってきました。皮脂の水分量や皮脂分泌も、一定のリズムを刻んでいます。

<「昼」保湿機能が強化される>

日中に高まる遺伝子PERIOD1:うるおいを保持する保湿機能に関わっているタンパク質のフィラグリンを産生促進。紫外線などの日中ダメージ要因からの防御機能を高めます。

<「夜」バリア機能が修復される>

夜間の遺伝子BMAL1:肌本来の働きを正常に整えることでバリア機能を回復。日中の細胞ダメージの修復と再生を促進します。

 

■美肌のカギを握る、概日リズム

美肌のカギを握るのは、正常なリズム。

概日リズムが乱れると「夜」への切り替えが行えなくなり、肌本来の働きを正常に整える事ができなくなります。

<リズムを整える3つのポイント>

・太陽の光を浴びる

太陽の光を浴びると体内時計が整ってきます。個人差はあるので、最低、数週間は続けてみましょう。

・朝食を食べる

起きてから1時間以内に朝食をとりましょう。食事を摂ることで、体内時計調整のサインになります。

・運動をする

朝食後、1時間以内、就寝前の1~2時間前や夕方の筋トレなどの軽い運動が効果的。

 

ぜひ、健やかですっきりクリアな心身と、若々しさを維持できるライフスタイルにチェンジしてみましょう

 


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