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2018.06.08ハーブ一覧

季節のハーブ:ジャーマンカモミール

バイオラブのグループ会社 株式会社ネイチャーズウェイの「明野ハーブ農場」では

この時季、ジャーマンカモミールが可憐な花を咲かせています。

今回は、ハーブティーとして誰もがよく知る身近なハーブ、

ジャーマンカモミールについてのお話しです。

 

花の中心の黄色い部分(花托)の盛り上がりがかわいいジャーマンカモミールは、

江戸時代にオランダから日本に伝えられ、和名を「カミツレ(加蜜列)」としました。

カモミールは紀元前4000年以上前から薬草として利用されていることがわかっています。

以来、世界中で古くから親しまれるカモミールは、りんごのような甘い香りが特長です。

緊張を緩和し、リラックス感をもたらす甘い香りは、眠りを誘うハーブティーとして家庭で親しまれ、

イギリスの童話「ピーターラビット」でも、疲れたピーターに、

お母さんうさぎがカモミールティーを作ってあげるシーンも描かれているほどです。

 

また、リラックスだけでなく、ストレスによる胃炎や不眠、冷え症、PMS(月経前症候群)、

皮膚炎などへの効果が期待されています。

近年では美容や糖化への研究など、ますます期待は高まってきています。

 

家庭でも取り入れやすいハーブですが、香りが苦手は方はペパーミントをブレンドしても。

また、ミルクとの相性もよいので、カモミールミルクティーにしても楽しめます。

お試しになったことがない方は、チャレンジしてみてはいかがしょう。

 

 


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