COLUMN コラム
2020.04.08バイオラブライフ

自己防衛の最前線・免疫アップのインナーケア

なかなか収束の兆しが見えない、新型コロナウイルス。インフルエンザほどの感染力はないとされていますが、目には見えないからこそ、日頃の「自己防衛」が最大の武器とも言えます。今回は、恒常性のバランスを整えながらライフスタイルに取り入れやすい免疫アップ対策を、インナーケアの側面からお伝えしていきます。

◆ 免疫アップの主役「腸」

恒常性のバランスや強化に大きく関係しているのが、「腸」です。
腸には身体の免疫細胞の約7割が集まっています。また腸は、腸内に入ってきた“身体に有害なもの”を、免疫細胞たちに触れさせ、有害な対象を覚えさせるというはたらきがあります。そして、学習して強くなった免疫細胞が血液に乗って全身に運ばれ身体の各所ではたらきます。免疫力の高さとは、こうした腸での機能と深く関係しているのです。
そんな重要な働きをもつ「腸」は、自律神経や脳とも密接な関係にあり「セカンド・ブレイン」(第2の脳)と研究者から言われるほど大切な器官です。
ところが、生活習慣の変化で私たちの腸内環境や腸をとりまく身体の環境が悪化し、気づかぬうちに恒常性のバランスを崩し、免疫力の低下を招いているのです。
それが、「腸冷え」なのです。腸が冷えていると、さまざま食品で「腸活」をしても、十分に効果が発揮されません!

◆あなたは大丈夫?隠れ腸冷えチェック!

次のなかで、いくつあてはまるものがありますか?
・下半身や足先、手先などが冷えやすい
・入浴はシャワーが多い
・腕、脚、デコルテ周りなどを露出する服装が多い
・運動習慣がない(車移動などが多い)
・朝食はあまり食べない(飲み物だけ等も含む)
・冷たい飲み物を好む
・夏はエアコンのきいた室内にいること多い
・気温差が大きいと体調を崩しやすい
・むくみやすい
・疲れやすい、風邪をひきやすい
3つ以上あてはまったら、すでに隠れ腸冷えです。冷えの自覚がなくても今から注意しましょう。
5つ以上あてはまったら、危険信号です。のちのち病気に発展しないよう改善対策をしましょう。
そのおすすめの対策が、ずばり「腸温活」です!

◆「腸温活」で「絶好腸」!

冷えは万病の元というように、体温が1℃下がると免疫力は30%ダウンすると言われます。最近では、加齢だけでなく、食生活・運動習慣の変化で、低体温傾向の人が増えています。手足だけでなく、自覚のない「隠れ腸冷え」があると慢性的に免疫力が低下し、自律神経も乱れるという悪循環に。
そこで、毎日の食生活で腸冷えを解消する「腸温活」になるのが、次の3つです。
朝食を食べる(特に食物繊維たっぷりのスープなどおすすめ)
⇒ 豆、雑穀、根菜、海藻など。オリーブオイルをひとかけするとぽかぽかをキープ!
ハーブ、スパイスを活用する(ジンジャー、シナモン、ペパーミント、ペッパー類など)
⇒ パウダータイプやスパイスボトルのものでOK! 飲みものやお料理に一振り加えて♪
発酵食品をとる(甘酒など)※温めと腸内細菌へのW効果
⇒アルコールが気になる方は麹タイプの甘酒がおすすめです。

もちろん、良質な睡眠とともに、湯舟につかる、適度な運動をすることで、血行促進となり、腸のはたらきを活発にし、血流での免疫細胞のめぐりを整えるという良いサイクルを生み、幸せホルモンの分泌にもつながります♪
腸のはたらきが元気な「絶好腸」さんは、身体も気分も「絶好調」な日々を手に入れることができるのです!
さあ、さっそくあなたも腸温活をはじめてみましょう!

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