COLUMN コラム
2019.04.12バイオラブライフ

オトナの美肌紫外線ケア!(後編)

木々の芽吹きに植物のチカラを感じる4月。包み込むような冬の柔らかい日射しとは明らかに違い、太陽のパワーを感じ始める季節です。GWや夏のレジャーへと、わくわく感も高まる日々ですが、お楽しみのあとに、日焼けや肌老化に“ガクゼン(汗)”ということがないように、準備を怠らないのがオトナ女子!
ということで、今回は紫外線ケアの後編です。紫外線を浴びてしまっても、「ダメージを受けにくく、後に残さない」ケアをしていきましょう!

◆ 紫外線ダメージは時間差攻撃。

では、紫外線によってどんな肌ダメージがあるのか、おさらいしてみましょう。
・UV-A・・・真皮のコラーゲン線維をじわじわと傷つける。後々深いシワやたるみにつながる。
・UV-B・・・表皮細胞を傷つける。日焼け、肌荒れ、炎症、シミ・くすみを引き起こす。
紫外線は、種類によって、お肌のどの組織にダメージを与えるかが異なります。当然、目に見える老化トラブルになって表れるタイミングも違います。つまり、紫外線ダメージは時間差攻撃なのです!

では、2種の紫外線のうち短期的にダメージが現れるのはどちらでしょう? それは、UV-Bです。波長が短く刺激が強いUV-Bは、炎症、肌荒れなどは当日や翌日に引き起こし、シミやくすみもシーズン終わりには現れる場合も。「夏の思い出」のひとつが、「頬のシミ」にならないよう、その日に浴びた紫外線ダメージをその日のうちにケアしていく“即日アフターケア”がポイントです。

◆ 植物成分の得意分野! 紫外線からお肌をガード

植物がもつさまざまなチカラ。そのパワーの多くは、強い紫外線から身を守るために自ら生み出す抗酸化成分。
(テレビの健康番組でひんぱんに登場する野菜の「フィトケミカル」もその仲間です。)これは、ラクな環境のところに自由に移動できない植物だけがもつ優れたチカラです。つまり、“紫外線から身を守る”のは植物にとっては得意分野とも言えます。私たちも、その植物成分をスキンケアに取り入れることで、紫外線ダメージを最小限におさえることができます。
特に、女性の肌悩み1位の「シミ」へのケアでは、植物成分が大注目です。そもそも「シミ」は細胞を傷つける強い紫外線から肌を守る「暗幕」のようなもの。つまり、肌本来の防御機能のひとつなのです。
だからこそ、シミのもとになる「メラニン」ができるメカニズム(生成過程)もとっても複雑。実は、植物成分は、その生成過程にトータルに働きかけながら、肌の総合力を引き上げてシミができにくい肌にしてくれるのです。もちろん、今あるシミも見逃しません。そんな、頼もしい植物を厳選してご紹介していきましょう。

〇ソウハクヒ(桑白皮)(成分名:マグワ根皮エキス)※保湿成分
ソウハクヒは桑の根皮を乾燥させた成分です。根が白いため「桑白皮」と呼ばれています。生薬としても、古くから用いられてきた歴史があります。
桑はその薬効の高さから、葉は肥満や糖尿などの分野で注目されており、最近では「桑の葉茶」がブームにもなっていますよね。その根皮から抽出される成分は、紫外線によるメラニンの生成を抑えることで美容の分野で活用が進んでいます。

〇トウキ(当帰) ※保湿成分
漢方で有名な当帰は、セリ科の多年草。婦人科系の症状に用いられることが多く、女性にもお馴染みかと思います。美容の分野では、お肌にうるおいを与え、炎症を抑え肌荒れを防ぐ効果で用いられています。また、メラニン生成のスイッチとなる酵素「チロシナーゼ」の活性を抑えることから、シミの予防への効果が期待されています。

植物成分は、肌のはたらきを本来のバランスに整えてくれることが大きな特長です。メラニンを作って肌を守るという防御機能が暴走ぎみになることで、メラニンが必要以上に作られ、ターンオーバーの低下で肌に沈着するのが「シミ」です。
この生成を抑え、排出の促すことで本来のバランスに近づけていくことで、シミのない、澄んだ美しい肌へ整えていくのです。
こうしたはたらきを持つ植物成分を掛け合わせたフィトコスメを、ぜひあなたのホームケアに取り入れてみませんか?
いつまでも、夏を楽しめる肌を今から準備していきましょう!

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