COLUMN コラム
2019.03.11バイオラブライフ

よい「睡眠」は最強のエイジングケア!

「寝る子は育つ」という言葉は誰もが知っていると思います。成長期の子供は、しっかり眠ることで、成長ホルモンが分泌されて健康に育つということですが、実は大人にとっては「成長」というより、「若返り」の時間が睡眠の時間なのです。私たちの身体は眠っている間に副交感神経のはたらきで身体中に血液を巡らせ栄養素や各種ホルモンを働かせることで傷ついた細胞や組織の修復を行ないます。これにより、身体は毎晩メンテナンスされ健康が保たれているのです。
今回はこのメンテナンスにとって重要なカギとなる良質な「睡眠」についてお話しします。

◆ 健康と美容の大敵「睡眠負債」

みなさんは「睡眠負債」ということばをご存じですか? 最近、テレビや雑誌で特集が組まれたり、書籍が出たりと、注目度があがっている言葉です。これは、わずかな睡眠不足が借金(負債)のように積み重なることを表しています。日々のちょっとした睡眠不足によりメンテナンスが間に合わず、生活の質が下がり、肥満や病気やうつ、認知症のリスクを高めることが分かっています。(確かに、身体を構成する約60兆個もの細胞をメンテナンスするわけですから、短時間の睡眠では終わりそうにないのは想像できます・・・。)
美容面においても、肌がくすむ、クマができる、むくみがとれない、潤いやハリがなくなる、抜け毛が増えるなど、さまざまなトラブルが起こり老化へ一直線ということにつながります。
睡眠評価研究機構によると、理想の睡眠時間は7時間!この時間に満たない場合は、気づかぬうちに少しずつ「負債」がたまっていることになるのです!

◆ 睡眠負債をチェックしてみましょう。(参考:睡眠評価研究機構より)

では、ご自分が睡眠負債かどうかカンタンチェックをしてみましょう。
□ 朝起きる時間になかなか起きることができない。
□ 休日は、平日よりも2時間以上長く眠らないと身体がもたない。(疲れがとれない)
□ 平日の午前中に眠くなることがしばしばある。
□ 夕食後にうたたねをしてしまうことがしばしばある。
一つでも当てはまった方は要注意です。
また、「睡眠」は、単に「時間」の長さだけでなく、その「質」も大切です。眠りが浅く朝までに何度も目が覚めたり熟睡感を得られていない方も、「睡眠負債」の傾向があるので注意が必要です!

◆ 快眠の味方!ハーブとアロマ

毎日、身体も気持ちもすっきり快適な眠り「快眠」を得たいですが、仕事に家庭にと多忙な女性にとって、睡眠時間を7時間確保するのは至難の技。という方も少なくないと思います。そんな方にとって、たとえ時間は短くても少しでも「良い睡眠(快眠)」を得るための強い味方が、アロマとハーブなのです!
アロマバスでリラックス
精油の香りでリラックスすることで、副交感神経へスイッチ。ご自分の好きなアロマで入眠モードへシフトさせましょう。足浴などもおすすめです。
寝る前はハーブティーを!
ピーターラビットのお話にも登場するカモミールティーは入眠をサポートするハーブティーとしておすすめです。苦手な方は少量のミルクを足してみてもおいしいですよ。その他活性酸素を消去するルイボスなど、美容にも健康にもよいハーブはたくさんあります。ノンカフェインのハーブティーを常備しておきましょう。
ハーブのアイピローでリフレッシュ
ラベンダーなどを使ったアイピローで、香りによるリラックス効果と、適度な重さが安心感をもたらします。
ディフューザーでアロマを拡散
好きな精油で部屋全体を眠りの空間にしてしまいましょう。
アロマのフェイシャルトリートメント
ハンドによるフェイシャルトリートメントは精油の香りでリラックスしながらゆったりとした気分を満喫することで、自律神経のバランスが整います。そして、トリートメントを受けた夜は、早めにベッドに入りましょう。さらに副交感神経へとスムーズにスイッチされ、良質な睡眠へと誘われます。

まずはご自分のライフスタイルの中で、出来ること、好きなアイテムから始めてみましょう。アロマを焚いたりアロマバスはご家族もいるので無理・・・という方は、天然精油を使ったコスメでスキンケアをすると、一石二鳥! 時には、エステサロンでプロの手に委ねるのもおすすめです。日々を快適に過ごしながら、エイジングケアとしての良い「睡眠」を確保していきましょう。

 

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